ようやくタイトル決まりました。誰そ彼、たそがれとお読み下さい。
ホルガー・橘(42歳)
神貝街に住む手品師。駅前の街頭や小さなイベントで地味なカードマジックや
相棒の少女人形ベルタとの“腹話術”漫才を披露していたり。
人外と呼ばれる存在と人間との共存を目指して仲介役になったり
共存を拒み害意ある行動をする人外を説得したり。
ベルタ(10歳くらいに見える)
ホルガーの相棒として、いつも傍らに居る少女人形。
事情を知ってる人の前では動くし喋るしお茶も飲むしお菓子も食べる
…が、トイレには行かないようだ。
彼女が自分名義で更新しているブログは人気があるようで、それと同時に
ホルガーに“そういう趣味があるんだ…”と、あらぬ疑いがかかっている事も
知ってて放置している程度にはいい性格をしている。
高崎綾香(21歳)
就職難に喘ぐ大学三年生。生まれつき色素の薄めな瞳の色を
「ガイジン!ガイジン!」とからかわれた事を気にして、
伊達眼鏡をかけてもっさり地味子に目立たないようにと過ごしていた。
清水晶(32歳)
隻眼、隻腕、傷だらけの厳つい顔をしているが、ファンシーでメルヒェンな
女子力の高いカフェに堂々と単身乗り込み、店員ですら復唱を躊躇うレベルの
ポエミーなメニュー名を真顔で注文出来る剛の者。
正体は鏡の精で、昔は武闘派でならしていたが、
とある事件で割れてしまい今の姿となっている。
普段は駅ビルにある“神貝ふれあいネットワーク”という胡散臭い団体の事務所で
電話番をしている。ちなみに名前の読みは“しょう”。
石動晃(25歳)
神貝街の資産家夫婦が長年大切に育てていた亀が変化した青年。
子供に恵まれなかった石動夫婦は、神様が私らに子供を授けてくれたと
ノリノリで養子にしたという。